2011/05/07
若者デモと菅総理による浜岡原発の停止要請
【エネルギーシフトジャパン】
というのも、4月26日(火)に衆議院第一議員会館で『チェルノブイリから25年』と銘打って開催された「エネルギーシフト勉強会(エネシフジャパン)」で、石橋克彦神戸大学名誉教授の話を聞いていたからだ。「エネシフジャパン」は、日本を原発に頼らずに、自然エネルギーにシフトする日本を創る国民と議員の恊働イニシアティブだ。及ばずながら僕もよびかけ人に名前を連ねさせてもらっている。第一回目の勉強会には、地震学の権威である石橋教授と環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さんが政策決定に関わる超党派の国会議員と一般市民に向けて講演をされた。http://t.co/EuTlIWl
この仕掛け人は、社民党政審会長の阿部知子氏と元環境省地球環境審議官の小野敏郎氏だという。国会議員は、民主党の元農水大臣の山田正彦氏をはじめ与党時代から原子力政策の矛盾を訴えていた自民党の河野太郎氏から元幹事長の加藤紘一氏まで10党の議員が呼びかけ人として参加していた。霞ヶ関や永田町に詳しい友人によると小野氏は政界の寝業師と呼ばれるほどの交渉力がある人だという。「脱原発 超党派で議論」4月26日(火)朝日新聞記事(第4面)
http://twitpic.com/4pu0nc/full
【地震国の日本には適さない原発】
東京電力は、今回の原発事故について「想定外」という言い訳を繰り返しているが、石橋教授は1997年にはすでに「原発震災」という言葉を作って、2005年には国会(衆議院予算委員会)でも今回起きたような巨大地震との複合震災が発生する可能性に警告を発していた。それをこれまで原発業界ぐるみで無視してきたのだ(だから今回の事故が想定外とは言わせないし、天災ではなく人災であることも確認したい)。
石橋教授の講演のポイントは、日本列島は「ほぼ全域で大地震の活動期に入りつつある」ということで、全国いたるところで活断層が縦横に走っている地震大国の日本には、どう考えても危険すぎるということだ。しかも原発の耐震設計なども古い地震学に基づいて作られているという…。特に今回菅首相が停止を要請した浜岡原発は、東京から約180キロ圏内にあり、事故が起きれば風に乗って放射性物質が首都圏を含む関東全域にも降り注ぐことになる。最悪の事態が起これば、政治的中枢を含む経済の心臓部である首都圏が壊滅する危険性もある。その意味では、もういつ起きてもおかしくないと言われている東海大地震が起きる前に停止させて安全性を確認することは、理に適った合理的な判断だといえる。http://bit.ly/752FND
【デモやパレードの影響も】
それにしても、この菅総理の重大な決断には何が影響したのだろうか?もちろん政治家だから、そのことによる政治的な利益(政敵からの批判をかわすなど)ということもあるだろう。でも個人的には、若者を中心に4月10日(日)の高円寺デモを皮切りに、各地で開催された「脱原発」デモの影響もあったのではないかと考えたい。この日は鎌倉をはじめ全国各地で脱原発を訴えるデモが開催された。
http://410nonuke.tumblr.com/
【4・11高円寺の脱原発デモ】
自分もリサイクルショップ「素人の乱」を運営する松本哉さんらが反原発の国際行動デーに呼びかけた「4.10原発やめろデモ!!!!!」@高円寺に参加した。ツイッターを使って情報を入手した若者たち。赤ちゃん連れの若い夫婦や数人連れのオシャレな女性たち、いろんなコスプレ?の人たちもいる。友人グループで花見代わり?に参加。ベテラン勢も含めて幅広い年齢層が主催者もびっくりの1万5千人も参加!それぞれに鳴り物を持った参加者は、ドラムを持ったリズム隊の太鼓に合わせて「原発・いらなーい!」と叫んでいた。僕が歩いたところでは、サウンドカーでみんなも一緒に歌った元祖レゲエのランキン・タクシー氏による脱原発ソング「やっぱり・原発・ダメ絶対!」が最高に楽しかった。
【アースデーの代々木公園でも】
参加者の多くは初めてのデモ参加だった。(政治的にシャイで)自分の意思を公には表現しないといわれる若者たちが、福島原発によるあまりの惨状に(脱原発の意思を勇気を出して)「行動で示さなきゃ」「自分達も声をあげなきゃ」と立ち上がったのだ! 子育て中の親たちにとっては、日々の飲み水の安全性を話だし、スーパーで買う野菜が放射性物質に汚染されているかもしれいないという、切迫した問題だからだ。個人的には、このデモは大袈裟ではなく、日本のデモクラシー(民主主義)に生まれたフレッシュな息吹だと感動したが、こんなに重要なイベントをNHKをはじめ大手新聞などマスコミは信じられないことに黙殺した。
これにはジャーナリズムに期待していただけに本当にがっかりした。 でも、このことは権力側がこのような動き(脱原発の民意の噴出が連鎖すること)を恐れていることの裏返しでもあることを感じた。つまり「効いている」のである。これに続いて4月24日(日)に開催された「エネルギーシフトパレード(エネパレ)」は5000人の参加者を集めたという。http://bit.ly/fgUbcK 代々木公園のアースデー東京会場からスタートしたエネパレは、その様子を今回は朝日新聞も取り上げた。「原子力から自然エネルギーへ 転換求め東京でデモ」http://bit.ly/g24eYF
【世田谷でもエネルギーシフトデモ!】
そしてGWの最終日である5月5日には、僕ガ住む地元の世田谷、梅が丘の羽根木公園から下北沢のせせらぎ公園まで歩く「世田谷エネルギーシフト55パレード-子どもの未来のために歩こう-」に参加した。http://bit.ly/itj9Wf このデモは、高円寺デモに刺激を受けた「トランジションタウン世田谷(茶沢会)」の仲間が、たった10日間で準備をしたものだ。
このデモには、短い準備期間の割には800人もの人が広く他県からも参加した。子どもの日だけに、子供連れの家族や若い人も多くてとても楽しいデモだった!高円寺や代々木公園のデモに参加した人たち(賑やかなリズム隊など)も応援に駆けつけてくれた。地元からは環境や教育、再開発問題などに取り組む人たちも参加し、うれしいことに4月の統一地方選挙で「脱原発」を掲げて当選したばかりの保坂展人新区長も個人として挨拶に来てくれた(2分間の映像)。http://bit.ly/itj9Wf
このデモは、脱原発の報道姿勢を明確にしている東京新聞でも紹介された。http://amba.to/jNogpo
そして同じ開催予定欄に紹介されているのが今日、5月7日(土)の渋谷(区役所前14時スタート)で開催されている「5.7 原発やめろデモ!!!!!!!/原発やめろ!超巨大サウンドデモ」だ。高円寺に関わった主催者たちが企画したがなんと数万人の参加者が予定されているという。http://57nonukes.tumblr.com/
ただ報道によれば経済産業省は、この期におよんで「原発重視を方針を堅持して安全宣言で電力確保目指す」という。そして早速、日経新聞やNHKが原発停止に対して批判的な論調の報道を始めているという。何重にも国益を損ねて、これだけの多くの人々や環境に甚大な被害と汚染をもたらしたことへの反省も責任を感じることもない、既得権益にまみれた原発推進派の巻き返しを絶対に許したくない。http://bit.ly/ixd24i
ここは、ひとりでも多くの人が各地で開催されているデモに参加して、冒頭に紹介した「菅総理大臣の大英断」にエールを贈ってこの勢いで脱原発の「エネルギーシフト」の流れを決定的なものにしよう!
こおりやままさや
http://twitter.com/#!/MasayaKoriyama
2011/04/09
統一地方選挙の争点は「原発・エネルギー政策」!
2011/04/08
東京の浄水場でもヨウ素を検出…
福島原発の現状って本当はどうなの?
2010/01/18
フェアトレード国際シンポジウム
昨年の11月に国連大学と青山学院大学を会場に「第2回アジア連帯経済フォーラム2009」が開催されました。その時にもフェアトレードの分科会でコーディネータを務めていらした、東京経済大学の渡辺龍也教授からの案内をご紹介します。http://solidarityeconomy.web.fc2.com/
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2月27日(土)、28日(日)に、東京経済大学において開催するフェアトレード国際シンポジウムのプログラムが下記および添付の通り固まりましたので、ご案内申し上げます。 本シンポジウムでは、海外から7人のゲストを、また国内の主要なフェアトレード団体の代表をお呼びして、フェアトレード運動の現状と課題、今後進むべき道等を明らかにして参りたいと思います。海外ゲストはFLOやWFTOをはじめ、世界のフェアトレード運動をリードする方々ばかりで、これだけのゲストが一堂に参加するシンポジウムは過去に例がないと思います。つきましては、本シンポジウムに奮ってご参加頂けますよう、お願い申し上げます。
東京経済大学 渡辺龍也
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国際シンポジウム:「フェアトレードの拡大と深化」
日時:2009年2月27日(土)・28日(日)
会場:東京経済大学 B301 〒185-8502東京都国分寺市南町1-7-34
連絡:℡(代表):042-328-7711
主催:東京経済大学学術研究センター、フェアトレード学生ネットワーク(FTSN) http://ameblo.jp/ftsn-t/entry-10433767544.html
グローバリゼーションの進行にともなって拡大する南北間の格差、貧富の格差は、国際社会の一大関心事となっている。そうした格差を、援助ではなく「公正な貿易」の実現によって解消しようとする「フェアトレード」は、近年とみに脚光を浴び、日本でも若い世代を引きつけている。その一方で、フェアトレードが一般の流通に乗り、「商業化」していることへの懸念も強まっている。「生産者と消費者の連帯」といったフェアトレード本来の理念が希薄化し、不公正な世界貿易を根本から変える革新力を失ってきているのではないか、という懸念である。フェアトレードが大きな岐路に立ついま、フェアトレードをめぐる今日的課題、中でもその「拡大」と「深化」をめぐる課題を掘り下げるとともに、今後の世界および日本におけるフェアトレードあり方を明らかにすることは時宜を得たものと言える。本シンポジウムでは国内外のフェアトレード界の第一人者を招いて、「フェアトレードと企業」、「フェアトレードと政府」、「フェアトレードと社会」という3つの切り口から拡大と深化の課題に迫る。
・主なゲスト(敬称略)
イアン・ブレットマン(FLO:国際フェアトレードラベル機構、副代表)
クラリベル・ダヴィッド(WFTO:世界フェアトレード連盟、副代表)
カルメン・イエツィ(FTF:フェアトレード連合、事務局長)
ブルース・クラウザー(フェアトレード・タウン運動、総合コーディネータ)
フランツ・ファンデルホフ(UCIRI:メキシココーヒー生産者組合、代表)
サフィア・ミニー(ピープル・ツリー代表)
ジャン・マリ・クリエ(フェアフューチャーズ、代表)
木寺昌人(外務省国際協力局長)
松本義弘(横須賀市国際交流課長)
長坂寿久(拓殖大学教授)
上田 誠(オルター・トレード・ジャパン、専務取締役)
小松豊明(クラフトリンク南風、代表)
鈴木隆司(ぐらするーつ、代表)
胤森なお子(ピープル・ツリー、常務取締役)
金田晃一(武田薬品工業、CSR/CBシニアマネジャー)
森下樹理(フェアトレード学生ネットワーク、関東代表)ほか
・プログラム
2月27日 (土)
8:45- 9:15 受付
9:15- 9:30 開会の挨拶
9:30-10:00 ゲスト・スピーチ 一色 清(朝日新聞)
10:00-10:45 EUのフェアトレード ジャン・マリ・クリエ(Fairfutures)
10:45-11:30 アメリカにおけるフェアトレード カルメン・イエツィ(FTF)
11:30-12:15 日本におけるフェアトレード 長坂寿久(拓殖大学)
13:15-14:00 南からの視点 クラリベル・ダヴィッド(WFTO)
14:00-14:45 フェアトレードラベルの経験 イアン・ブレットマン(FLO)
15:00-17:00 パネル・ディスカッション1<企業セクターへの浸透>
17:00-17:30 特別講演 フランツ・ファンデルホフ(UCIRI)
18:00-20:00 レセプション
2月28日 (日)
8:45- 9:05 受付
9:05- 9:15 アナウンス
9:15- 9:45 フェアトレードへの日本政府の姿勢 木寺昌人(外務省)
9:45-10:15 フェアトレード・タウンの動き ブルース・クラウザー(FTT)
10:15-11:45 パネル・ディスカッション2<政府・自治体への浸透>
13:00-15:00 パネル・ディスカッション3<社会への浸透>
15:15-17:15 フェアトレードはどこへ:その深化と拡大
17:15-17:30 閉会の挨拶
お申し込み:シンポジウムへの参加には事前予約が必要です。事前問い合わせが多いため、早めの予約をお勧めします。 申し込みはft.international.symposium@gmail.comまで。件名は「申し込み」として下さい。
★社会人の方:氏名、会社/団体名、連絡先(PCメールアドレス)
★学生の方 :氏名、大学名、学年、所属団体名(あれば)、連絡先(PCメールアドレス)
宿泊:遠来の方で会場近くに宿泊をご希望の方は、国分寺駅隣接の「ホテルメッツ国分寺」に「フェアトレード国際シンポジウム」の名で20室ほど確保してありますので、直接お申し込み下さい(042-328-6111)。
申し込み期限:2010年2月20日
参加費:シンポジウム:1000円 レセプション:3000円
お問い合わせ:ft.international.symposium@gmail.com
件名は「問い合わせ」として下さい。
2010/01/14
日本NPO学会のこと
この学会では、自分の問題意識と共通するようなテーマで大先輩の研究者の皆さんが熱く議論している。ニュースレターのバックナンバーに数年分目を通してみて、とてもうれしかった。
http://www.osipp.osaka-u.ac.jp/janpora/
以下のニュースも、前のエントリーのテーマとも共通するタイムリーで貴重な情報だと思うので、ご紹介(共有)したい。
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NPO学会のみなさまへ
1月10日、東京新聞、中日新聞にて常識革命「公共参入、強いNPOに」という記事が掲載されました。フローレンス、市民フォーラム、JACEVOの活動を紹介していただいています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/joushiki/list/CK2010011002000071.html
鳩山政権は「新しい公共」という理念を掲げています。『新しい公共』とは?きずな構築NPO頼みという記事があり、目指す「国のかたち」を説明しています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010011002000069.html
記事では、NPOへの期待は高いが公共サービスを担うには今のNPOには体力が足りないと伝えています。私たちは、NPOの「経営力」を問い、人材問題と捉えます。資源(会費、寄付、委託、補助、助成金、ボランティア、自主事業の顧客など)を引き付ける工夫や努力をしつつ、同時に単なる事業ありきではなく、ミッションを達成するための有効な活動の企画・立案し、その実行能力が問われています。
それらの能力を引き出し、伸ばすために、市民フォーラムでは、時間をかけて試行錯誤を繰り返し、二つのツールを開発してきました。このツールを使い、何度も繰り返し「考え」作成し(企画立案)、実行し、振り返り(評価)、さらなる改善を行います。めざす姿達成のために、問題解決志向にて、NPOの経営をしていきます。
このオリジナルな二つのツールを使い、自ら所属するNPOの成長のための原動力となる、新人、中堅スタッフのための研修を開講します。環境、まちづくり、中間支援組織のスタッフのみなさまにご参加いただけます。他の分野のみなさまには、また別途資金の工夫をしてご案内できるようにします。
定数に少し余裕がありますので、お早めにお申し込みください。またこの二つのツールをみなさまの各研修などにご活用いただければと思います。お使いいただいて、その威力を実感いただけます。詳細は市民フォーラム事務局にお問い合わせください。
※転送歓迎
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NPO経営スクール開講
~プロフェッショナル意識を持つ環境NPO有給専従スタッフのために~
◆ 1stステップ:新人向け研修1月22日(金)、23日(土)in 名古屋
◆ 2ndステップ:中堅向け研修2月12日(金)、13日(土)in 京 都
受講料:無料
テキスト ロジックモデルワークブック・ビジネスモデルワークブック
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NPOは社会の課題を解決し、成果を生み出すことができる「経営力」が求められます。そのNPOのスタッフは自ら社会や地域の課題を発見し、考え、判断し、行動していくことが大切です。組織の経営者だけではなく、すべてのスタッフが、組織の経営について考えられること、そのことが、組織の成長のための「原動力」となります。
NPOの経営者のみなさん、新人、もしくは中堅のスタッフの方をぜひ研修に送り出してあげてください。きっと内在する能力を引き出し、組織の原動力となる人材となって帰ってきます。
この研修の前にNPOの経営者に、人材に関してはどのような課題があり、どのような人材を求めるのかをヒヤリングしました。
・団体のミッションを明確に伝え、自分のファンをつくることができない。
・活動が目的化している。
・現在行っている毎日の活動(仕事)に追われ、改善する意識が薄い。
・ミッション達成のために現状の課題を発見し、企画立案する能力に乏しい。
・お金がないNPOがどのように資源を引き付けて活動をしていくのか、その工夫と努力、実効性に混迷している。
経営者だけでなく、スタッフもそれぞれの個性や強みを活かし経営センスを発揮することが大切です。この研修をうけたあとは、自ら課題発見、問題解決能力向上に努め、組織の原動力となることができるはずです。
<内容>
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「ミッション有効性」と「事業性」をロジックモデルとビジネスモデルという二つの道具を使い、頭の中にあることを分析整理発案し、「問題を解決」しつつ「資源を引き付ける」には、どのように頭を動かし、行動すればよいのか、それらの経営センスを身につけます。
◆新人向け研修
到達目標
・組織の一員としてミッションを理解し、活動志向から成果志向へと意識の変化をめざします。(話を聞くだけでなく、ロジックモデルという道具をつかい、実践型の研修です)
・自分のファンをつくるための想いを伝える力、日常の業務改善ができる力、地域とのつながり力を身につけます。
開催日時:
平成22年1月22日(金)13:30~19:00
平成22年1月23日(土)10:00~16:30
開催場所:
愛知県産業労働センター(WINC AICHI)908会議室
名古屋市中村区名駅4丁目4-38
(JR・地下鉄・名鉄・近鉄)名古屋駅より徒歩約5分
http://www.winc-aichi.jp/
カリキュラム:
(1日目)
13:30~14:00 自己紹介
14:00~15:00 総論
15:10~19:00 自らが成果志向となるためにⅠ
(2日目)
10:00~12:00 伝える力Ⅰ
13:00~14:30 業務改善を提案する力
14:40~15:40 地域とつながっていく力
15:40~16:30 意見交換・まとめ
※新人の方も新人向け研修と中堅向け研修の両方を受講されることをおすすめします。
※新人向け研修のみの受講も可能です。
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◆中堅向け研修
成果志向で組織を動かす力をつけます。ミッション達成のために自ら企画立案し、実行できる力を身につけます。日々の仕事に追われ、地域や社会の課題を発見し、考え、判断し、行動することを見失っていませんか。
身につけたい能力:
成果志向で組織を動かす力、企画立案力、資源の引き付け
開催日時:
平成22年2月12日(金)13:30~19:00
平成22年2月13日(土)10:00~16:30
開催場所:
京都私学会館205号室
京都市下京区室町通高辻上ル山王町561
地下鉄四条駅南出口6番より西へ徒歩約5分
阪急京都線烏丸駅出口26番より南へ徒歩約6分
http://www.kyt-shigakukaikan.or.jp/access.html
カリキュラム:
(1日目)
13:30~14:00 自己紹介
14:00~15:00 総論
15:10~16:10 自らが成果志向となるためにⅠ
16:20~19:00 自らが成果志向となるためにⅡ
(2日目)
10:00~11:00 伝える力Ⅱ
11:00~15:40 NPOの経営力
15:40~16:30 意見交換・まとめ
※中堅の方も新人向け研修と中堅向け研修の両方を受講されることをおすすめします。※新人向け研修を受講された方は、中堅向け研修の「自らが成果志向となるためにⅡ」からの受講も可能です。
<カリキュラム委員・講師陣(プロフィール)> ※敬称略、五十音順
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◇後房雄(特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター代表理事)1954年富山県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科教授。専門は、政治学、行政学、NPO論。福祉国家と非営利セクター、自治体改革論などが研究テーマ。著者に、「政権交代への軌跡―小選挙区制型民主主義と政党戦略」(花伝社、2009年)「NPOは公共サービスを担えるか」(法律文化社、2009年)、「『オリーブの木』政権戦略」(木村書店、1998年)など。日本行政学会理事、日本NPO学会理事、日本サードセクター経営者協会(JACEVO)代表理事ほか。
◇新海洋子(環境省中部環境パートナーシップオフィス チーフプロデューサー)1967年三重県生まれ。大学卒業後、財団法人名古屋YWCAに就職。その後特定非営利活動法人中部リサイクル運動市民の会に移り、行政・企業とのパートナーシップによる「リサイクルステーション」「環境教育」「環境コミュニケーション」 事業などを担当する。その後、環境教育NPOエコプラットフォーム東海事務局長となり、環境教育の情報機能、持続可能性をキーワードにした教育プログラムの開発、人材育成事業を担う。現在、環境省・中部環境パートナーシップオフィス(EPO中部)のチーフプロデューサー(NPOスタッフ)。持続可能な地域を実現する鍵であろう「環境パートナーシップ」の促進に取り組む。
◇杦本育生(特定非営利活動法人環境市民代表理事)
1953年大阪市生まれ。京都大学農学部農芸化学科卒業後、京都市役所勤務。主に環境管理計画、環境アセスメント制度の策定に携わる。ごみ問題市民会議事務局長。1992年、環境市民理事・事務局責任者、2002年より特定非営利活動法人環境市民代表理事就任。日本で初の「グリーンコンシューマーガイド」(環境を大切にする買い物ガイド)の企画発行、「日本の環境首都コンテスト」継続実施(01年度~)、「エコ修学旅行」企画運営など、日本におけるグリーンコンシューマー活動、エコシティ活動、エコツアー活動を先進的に具体化し推進。また地球温暖化防止京都会議(COP3)では気候フォーラム事務局次長として主にキャンペーン活動を担当。
◇藤岡喜美子(特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター事務局長)1954年愛知県生まれ。東京海上火災保険会社を退社後、地域活動を行う。町会議員を1期就任。2003年より特定非営利活動法人 市民フォーラム21・NPOセンター事務局長。NPO経営ならびに行政経営のコンサルティングを行う。2009年5月から名古屋市経営アドバイザーに就任、経営アドバイザー10名の幹事役を担うとともに、10%減税や地域委員会(仮称)の創設等、名古屋市の政策全般の助言役を務める。日本サードセクター経営者協会(JACEVO)執行理事ほか。
◇和喜田恵介(特定非営利活動法人中部リサイクル運動市民の会代表理事)特定非営利活動法人中部リサイクル市民運動の会入職10年目。2007年共同代表となる。「市民参加」「NPOと行政の協働」「ファシリテーション」「NPOの組織マネジメント」などの活動に関わる。
<主催・連絡先>
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特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター(担当:島)
〒462-0819 愛知県名古屋市北区平安1-9-22
TEL:052-919-0200 FAX:052-919-0220
Eメール:shima@sf21npo.gr.jp
URL:http://www.sf21npo.gr.jp/
※本セミナーは独立行政法人環境再生保全機構の助成を受けて実施しています。
<お申込み方法>
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下記お申込みフォームにご記入の上、メールでお申込みください。
----------------<送信先:shima@sf21npo.gr.jp>------------------
お名前:
ご希望のコース:両方通しで参加・新人向け研修・中堅向け研修
ご所属(役職):
ご住所:
電話番号:
FAX番号:
Eメール:
★昼食の希望:有・無
※昼食の代金は1,200円程度を想定しています。ご希望の方は、当日受付にて代金をお支払いください。
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┗■┓市民フォーラム21・NPOセンター中期戦略2007★3つの柱★┏■┛
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■┛
1 公共サービスを担い改革するNPOを支援する
◆─────────────────────────────◆
2 市民が主役となる新しい政府・行政像を創出する
◆─────────────────────────────◆
3 重層的で社会的存在感のあるサードセクターを構築する
◆─────────────────────────────◆
特定非営利活動法人 市民フォーラム21・ NPOセンター
事務局長 藤岡 喜美子
TEL052-919-0200/FAX052-919-0220/fujioka@sf21npo.gr.jp
〒462-0819
愛知県 名古屋市北区平安1丁目9番22号
URL; http://www.sf21npo.gr.jp/ http://www.tasukaru.org/
http://blog.canpan.info/shiminforam
http://blog.canpan.info/jacevo/
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■┛
転送ここまで。
2010/01/05
グローバル市民主義って?
1月4日(月)の朝日新聞でエコノミストで同志社大学教授の浜矩子さん(元三菱総合研究所ロンドン駐在事務所長)が、『2010年代 -どんな時代に- 』の特集記事に「デフレ経済と社会(共存共栄 探るべき時)」というテーマでグローバル経済のことを語っている。
その最後に「20世紀の最後の10年で国民国家を基礎単位とした世界が、グローバル資本主義で壊れた。」そして「次はグローバル市民主義の時代」だと言っている。浜矩子さんの言う「グローバル市民主義」ってなんだろう?「グローバル市民」とは「地球市民」のことなのだろうか?英語で言えば「Global Citizen」 のことかな?以前は「世界市民(World citizen)主義者:コスモポリタン」という言葉もあった。
浜矩子さんは、記事の最後を「経済活動とは、人と人の営みです。地域社会、地域共同体を構成している市民が主役になれるのか。グローバル市民主義への道筋を、どう具現化するのか。次の10年に、我々が問われているテーマです。」と結んでいる。
ところで、政治学では「グローバル市民社会(Global Civil Society)」という概念が注目されている。グローバルな「市民社会組織(NGO/NPO)」のことだ。具体的には、先月コペンハーゲンの国連会議(COP15)で議論された「地球温暖化(気候変動)」や「開発途上国の貧困問題」のように解決すべきグローバルな問題に対して、グローバルなネットワークを通じで行動するNGOやNPOなどの「市民社会組織(Civil Society Organization:CSO)」を指す。ちなみにNGOは「非政府組織(Non-Governmental Organization)」の略でNPOは非営利組織(Non-Profit Organization)」の略称だ。
国際NGOなどに代表される「市民社会組織(CSO)」は、国連の会議にも正式に参加して、問題解決のために規制の強化や改革を提言するなど国益を超えた地球益(公共益)を求める活動を展開している。このような地球規模の問題に立ち向かう市民社会組織は「地球市民社会」、もしくは「グローバル市民社会 (Global Civil Society)」と呼ばれている。
http://organic.no-blog.jp/weblog/2009/09/npo_6769.html
この「グローバル市民社会」論と浜矩子さんの言う「グローバル市民主義」はつながっているだろうか? そういえばその昔、菅直人さんや鳩山由紀夫さんが作った民主党という政党のキャッチフレーズに「市民が主役の民主党!」というのがあった。1996年に最初の民主党ができた頃のことだ。
2009年夏の政権交代でついに首相になった鳩山総理大臣は、第173回臨時国会の所信表明演説で「新しい公共」等、市民やNPO、ボランティアについて何度も言及したという。また、11月30日の代表質問で鳩山首相は、答弁で「NPO支援税制(認定NPO法人制度)」の拡充を明言したそうだ。
http://www.npoweb.jp/modules/news1/article.php?storyid=3208
最初の民主党ができてから15年目の今年、「市民が主役の民主党」がついに実現されるのか?
http://organic.no-blog.jp/weblog/2009/09/ngonpo_53a9.html